こんにちは、Kiyotomiです!
ご覧いただきありがとうございます。
カラーオーダーについて質問を頂くことが多いので、こちらのブログにまとめてみました。
「革の種類」についても実は複数ありますので、そちらと併せて参考にしてみてください。
革の種類とカラー
Yonichimarusanでは大きく分けて4種類の牛革を使用しています。
それぞれの特徴と、それぞれのカラーについてご説明いたします。
・ピットヌメ革
・ソフトヌメ革
・ブライドルレザー
・クロムレザー
※画面上のカラーと実際のカラーの印象が異なる場合がございます。
気になる方は実際にイベント等でご確認くださいませ。
ピットヌメ革
生の皮をレザー(革)の状態に加工する、鞣し(なめし)の工程で、ピット層と呼ばれるプールのような場所におよそ1カ月間、タンニンに漬け込むことで作られるピットヌメ革。
植物性タンニンで月日をかけて鞣すことで、堅牢な仕上がりとなり、型崩れをしにくいのが特徴です。
日に当てたり、触ったりすることで、内部に含まれたタンニンが染み出し、柔らかくなったり艶が増すなど、経年変化しやすい素材でもあります。渋めのカラーも魅力です。
このままでは固すぎて使いにくいため、振動を加えて柔らかくほぐす加工や、最終工程でオイルを付加し、1mmの厚みに揃えることで、力の弱い方でも扱えるよう手馴染みをよくしています。
・ブラック
・ダークグリーン
・グレー
・ライトキャメル
・ナチュラル
・ターコイズ
・ブラッククロコ型押し
ソフトヌメ革
ピット層ではなく、「ドラム」や「たいこ」と呼ばれる回転式の大きな樽の中でタンニンに浸され、鞣されます。ピットヌメ革よりも柔らかいことが特徴で、Yonichimarusanでは染色が鮮やかなカラーを主に取り扱っています。
ピットヌメ革同様、柔らかくなったり艶が増すなどの経年変化が楽しめます。発色の良いカラーがお好みの方や、最初から柔らかい風合いで使いたい方にお勧めです。
残念ながらこちらの仕入先はすでに廃業してしまいましたので、在庫がなくなり次第、取り扱いを終了いたします。
・グリーン
・テラコッタ
・レッド
・あずき
・ブルー
・チョコ
・カーキ ※在庫過少のため本体には使用不可、パーツのみ使用可能
ブライドルレザー
ブライドルレザーはそもそも「馬具用の革」として作られました。
人間以上の力を持つ馬を操るため、ブライドルレザーはとても堅牢に作られています。
グリースと呼ばれる油、ロウなどでブレンドされたものをじっくりと塗り込むことで、堅牢性と多少の撥水性を持たせているのです。
革表面に白い粉のようなもの見られますが、これはグリースが表面に浮き出たもので、「ブルーム」と呼ばれています。
そのままでは固くて小物には向かないので、1mmという薄さに揃えることで、多少柔らかさを実現しています。
・ライトブルー
・ブライドルブラック
クロムレザー
現在流通している牛革のほとんどがクロムレザーだと言われています。
鞣しの工程で、クロムと呼ばれる化学薬品が用いられます。
こちらも大きな回転式のドラムに原皮とクロム鞣剤を入れて、一気に鞣されます。
鞣しの工程自体はおよそ1日程度で済んでしまうので、ヌメ革に比べると比較的安価な革であると言えるでしょう。
柔軟性や弾力性に優れ、染色もしやすいことから、様々な表情を生み出すことができます。
それ単体では柔らかすぎる為、あえて薄く加工することをしていません。
また、切りっぱなしのデザインが特徴ののYonichimarusanでは、クロムレザー単体では強度が足りないため、パーツ使いのみでお願いしております。
経年変化があまりありませんので、汚れや劣化にも強く、お手入れもあまり必要ありません。
こちらも現在取り扱いの在庫で終了します。
・プラチナ ※本体には使用不可、パーツのみ使用可能
・シルバー ※本体には使用不可、パーツのみ使用可能
いかがでしょうか?
カラーの組み合わせは幾通りにもなります。
また、カラーは随時変更してまいります。
イベント時に直接お会いできるようであれば、過去の例や独自の目線でおすすめカラーをご提案できると思います。
InstagramのDMや、shopのメッセージ機能を使ってのご質問もお待ちしております!
考える時間も、楽しんで頂けますように!