ABOUT

About YONICHIMARUSAN

財布やカードケースなどの「毎日手にするもの」をテーマに、使う人のライフスタイルの一部になりたい、そんな思いを込めて製作しています。
私が生まれ育った兵庫県神戸市は、“靴づくりの町”として知られています。
そんな神戸で、当然のように靴好きとして育ち、靴作りを学びました。
趣味で靴作りを楽しんでいたところ、友人より革小物の製作を依頼されるように。
手縫いなどの工程を独学で学ぶうち、革小物づくりの魅力に取りつかれ、2017年春、
屋号をYONICHIMARUSAN（ヨンイチマルサ
ン）とし、販売をスタートさせるに至りました。

YONICHIMARUSANのアイテムは、主にヌメ革（vagetable tanned leather)で作られています。
ワイルドな印象のアイテムも多いヌメ革素材ですが、厚みを調整したり発色のよいカラーのものを選んだりすることで、どのアイテムも男性はもちろん、女性の手にも馴染むレザーアイテムとなっています。
最大の特徴は、とにかくシンプルであること。ボタンやファスナーなどは極力隠し、ステッチも最小限。
ヌメ革の質感が引き立つミニマルデザインを目指しています。
また、作業工程については全て手作業で行っています。革を磨く、裁断する、接着する、縫製する、全てについて手作業で製作しておりますので、同じデザインであっても、同じ仕上がりであるものは1つとありません。
お好きなカラーでオーダーできる、カラーオーダーについては、世界に一つだけのものと言えるかもしれません。

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Policy of YONICHIMARUSAN

「牛の命を余すところなく頂くこと」をポリシーにしています。
牛革になるものは、元々すべて食用の牛です。
革のためだけに牛の命が犠牲になっているわけではないからこそ、最後まで命をありがたく頂かなければならないという意識が常にあります。
人間は動物の命を、生きるために奪っている。
その事実から目を背けないために。
見えるところにファスナーやボタンを使わず、縫い目を極力減らしているのも、革の手触りを最大限に活かし、使う方に革の感触や命を感じていただきたいという思いからです。
ヌメ革は、革の内部に含まれたタンニンが日焼けや手の油によって染み出し、色や質感に至るまで、経年変化が感じられやすい素材です。その特徴を生かすべく、“折り”と”重なり“で表現できるよう、デザインを構成しています。
使う人の手に渡り、キズや汚れを纏って初めてデザインが完成するものだと考えています。
その人のライフスタイル、習慣によって経年変化は様々です。
その作品たちに再び出会う為にも、また出店の旅に出ます。

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