2020/08/10 18:35

こんにちは、kiyotomiです。

世間ではお盆休みがスタートしたそうですね、コロナの影響で例年とは違う様子のところも多いようですが。
さて、おうち時間推奨派の私としては、これを機に革のお手入れについて語ってしまおうと思います。
実はよく個別にご質問をお受けする機会があるので、さっさとこうしておけばよかったのですが。。。

ところで皆さま、革のお手入れってされてますでしょうか?
私の勝手なイメージでは、男性はお手入れ好きな方が多く、女性はあまり。。。という印象を受けます。
(お手入れ好きの女性の皆さま、申し訳ありません!)
特に、靴ならまだしも、財布とか小物ってお手入れが必要かどうかすら疑問ですよね。
ただ、4103のお客様には女性のお客様の方が多く、ここでお知らせしておこうと思います。



革のお手入れって、スキンケアと同じなんです。
つまり、しないよりはした方が良いです。

一日の終わりにメイクを落として、化粧水やら乳液、クリームなんかで保湿しますよね。
革の場合は、毎日でなくとも構いません。
汚れに気が付いた時や、特別な日に備えてなど、思いついた時でいいと思います。
汚れを落とし、保革して栄養を与え、更には艶出しをします。
そうすることで格段に革は長持ちし、何より大切なのは、革に愛着が持てるようになること。
手入れの行き届いた革製品を持っている方って素敵じゃないですか?
お手入れ一つでそんな素敵感を醸し出すことができるかもしれません。

さて、前置きはこれぐらいにして。
お気づきの方もおられるかもしれませんが、最近しれっとケア用品を出品しております。
これらは私がいつも使っているものです。
色々試して、これ!!!!ってなったものなので、
押し売りではなく、ただただ私からのオススメとして受け取ってください。

まずは、一番ご質問の多い、「汚しちゃったんですがどうしたらいいですか?」問題から解決していきます。
取れる汚れも取れない汚れもありますが、
とりあえず試してみて損はないと思います。

■アロマレザークリーナー

まずはこれを試してみてください。
簡単な汚れならこれ一つで落とすことができます。
古くなったクリームを落とす意味でも、革のケアには欠かせません。
こちらのクリーナーはアロマの香りが本当に良い!
香水などの匂い系が苦手な私でも、本当にこの匂いはスッキリしてて好きです!


まず、綿100%の布を用意しましょう。
綿が良いです、私は着なくなったTシャツを15cm四方ぐらいに切って、ため込んで使い捨てしています。
好き好きですが、綿の肌着なんかは素材として最高です。



布をくるくるっと指に巻いて、クリームを適量取ります。
え!そんなに塗る!?と思いますよね?
ポイントは、汚れている箇所にピンポイントに塗るのではなく、
大きく塗り広げ、かるーくこすります。
よくやってしまうんですが、汚れているところだけ取ろうとするとそこだけ色が変わってしまって
かえって目立つ結果になってしまうことが多いです。
但し、大胆に塗り広げる前に、目立たないところでちょちょっと塗って、乾かして、
色が大幅に変わってしまわないことを確認してから行ってくださると失敗がないかと思います。
塗り終わるころにはアロマの香りが広がって癒し効果も。←コロンブスさんの回し者じゃないですが、これ本当に思います。


■ツーウェイガムクリーナー

さて、アロマクリーナーでも歯が立たない場合や局地的な汚れにはこれです。
文具用の消しゴムと使い方の要領は同じ、汚れをこすって消します。
ツーウェイの由来は普通の消しゴムと、砂消しゴムがセットになっているからなんです。



まずはこちらの白い消しゴムで試してみてください。
運がよければすぐ落ちます。こちらも、局地的にこすってしまうと本体の色をも落としてしまいかねませんので、
できるだけ大きな範囲、優しい力で。



それでもだめならグレーの砂消しゴム。
油汚れまで落とせるのが売りですが、こちらは革の表面を傷めつけるほど強力に汚れを落とします。
最終手段だと思ってください、優しい力ですこーしずつこするのがコツです。
少しでもヤバい!と思ったらもう一度白い消しゴムで挑戦してみましょう!


■ブリオ レザーコンディショニングクリーム

今まではクリーナーをご紹介してきましたが、最後に保革の要となるクリームをご紹介します。
今までがメイク落としだとすると、こちらはお肌を保湿するものです、一番重要です。
よく「靴用クリームで代用できますか?」というご質問を頂きますが、答えはNOです。
靴用クリームには有機溶剤が含まれていることがほとんどで、何せ気になるのが「におい」です。
足元にある靴ならば、溶剤のシンナーっぽい独特のにおいがしても気になりませんが、
手に持ち、顔に近づく小物にはお勧めできません。
こちらのクリームはその問題を完全にクリア、ホホバオイルや天然ワックスといった成分でできているので、
とにかくすっと馴染んで艶を発し、それでいていい香りなのです!(無臭に近いです。)


嬉しいことにこちらは磨き用布付き。
クリーム用には化学繊維の方が摩擦力で艶を引き出しやすいので〇、こちらはフェルトのような素材です。



クリーナーの時と同様に指に布を巻き付けて、全体的に伸ばします。
このプルプルのクリームが信じられないほど塗り広げやすく、
しっとりとつやっつやに仕上げてくれるのです!



黒でわかりにくいですが、右側半分だけ磨きました。どうでしょうか?
しっとり感が画面上では伝わらないので気になる方は是非!


さて長々とお話ししましたお手入れの話、
気になった方は百聞は一見にしかず、是非お試しくださいませ。

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